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2014.01.02

1日に戻った宛先不明

1月1日は実家に集まる。齢30歳上の父の元には未だに分厚い年賀状の束が届く。
夕方に来た2投目の束の中に、「訪ね当たりません」の判子が打たれた年賀葉書が1枚あった。

これを見て僕は不思議に思った。
「随分早く戻ってきたね。」
今日配達して訪ね当たらなかったものが今日のうちにこちらに戻る?
宛先は隣接した市で近くはあるものの、意外に迅速な郵便局の反応である。

すると父は「いやそんなことはない。」といつもの台詞。
曰く
「事前に住所別に分別しているわけだから、転送届けが切れていれば届けようがない」

弟と顔を見合わせながら僕らは反論した。
「事前に宛先不明がわかるのなら、何もわざわざ1日になってから返送しなくたって、もっと早く戻してくれれば住所を調べ直すことも出来ただろうに、郵便局も気が利かないじゃないか」
今度は郵便局の評価はがたっと落ちた。

すると父は立って憮然と断言した。
「いや、こちらだって一昨日くらいに出したのだから、郵便局を責める立場にない。」

(^_^;)爆笑。。。。。

「それを先に言えよ」と弟。
「それなら丁度今日でおかしくない」と僕。
それでも父はやけに憮然と偉そうにしているのであった。
聞いていた母も妹夫婦も加わってサザエさんの家みたいに爆笑の正月だった。

(自分のアパートに戻った今日、年賀状をこさえてます…)

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